お知らせ 2023.12.28

CFP(FP関連の最上位資格)試験に合格しました

2023年12月20日、CFP試験に合格しました。

CFPの試験は、➀金融資産運用設計、②不動産運用設計、③ライフプランニング・リタイアメントプランニング、④リスクと保険、⑤タックスプランニング、⑥相続事業承継設計の6つの科目があります。

金融資産運用設計は、経済、金融政策、金融商品の内容(株式、投資信託、債券、外貨、デリバティブ等)を学びます。弁護士業務に直結はしませんが、投資被害などの消費者事件では役に立つかもしれません。

不動産運用設計は、不動産の取得、保有、売却の実務や規制法規など、弁護士業に直結する知識ばかりです。不動産取引にかかわる税金や不動産投資についても学べます。

ライフプランニング・リタイアメントプランニングは、年金、労働保険、社会保険、住宅・教育ローンの仕組みを学べます。労働保険、社会保険の知識は、労働事件を扱う上では必須ですし、知っておいて損にならない知識ばかりです。

リスクと保険は、生命保険・損害保険などの各種保険商品について種類、特徴、選択方法、関連する法令を学びます。

タックスプランニングは、所得税を中心に、法人税や消費税、住民税など幅広く税金について学べます。もちろん、税理士さんの知識の足元にも及びませんが、共通言語で話せる程度には詳しくなれると思います。

相続事業承継設計は、相続法についての民法の知識を再確認できます。相続分野は、弁護士は実務で扱うことが多いですが、実際の司法試験の民法科目の中では、比重が置かれていないため、弁護士になったばかりの時には苦労しました。また、相続税についても、詳細な計算をしますので、相当に詳しくなれますし、事業承継も学べます。

受験者はAFP資格保有者に限定されますし、範囲も幅広く、複雑な計算も要求されます。

他方で、各科目ごとの合格率は3割から4割ですし、科目ごと受験も可能ですので、弁護士としては、比較的取りやすい資格だと思います。

ひまわり総合法律事務所
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